生まれて初めての一目ぼれ

初めての年上の大人の彼氏

社会人になって一日目。

 

新入社員挨拶で、私は生まれて初めて一目ぼれをしました。
当時、私は付き合っている彼がいたのですが、すぐに別れるくらいその人の事を好きになりました。

 

2歳年上の先輩だったのですが、その先輩には遠距離恋愛している彼女がいることも知っていました。
でも、私は好きで好きで諦められませんでした。

 

その先輩はクールでお世辞にも愛想のよいタイプではなかったのですが、仕事に対しての情熱や、ピンチの時には絶対に助けてくれる優しさに、私はどんどんはまっていきました。
一目ぼれも初めてだったし、こんな片思いをしたのも初めてでした。

 

でも、私は、どれだけ年月がかかっても、この先輩と両想いになりたい!と何の自信もないのに、アタックしまくりました。
遠距離とはいえ彼女がいたので、その片思いはつらくてつらくて、何度も何度も泣いて、告白してはかわされる、、、という感じだったのですが、1年半かかっても、その先輩に気持ちを伝え続けました。

 

こんなに悲しいことが多く、何の見込みもなくても、先輩のことを諦めようと思ったことはありませんでした。
その先輩と話せなくなることの方が、片思いを諦めることよりも辛かったのです。

 

途中、出会いもあったのですが、やっぱり私の中でその先輩の存在が大きくて、別の人と付き合うなんて考えられませんでした。
そして、好きで好きで、頑張り続けた先輩と付き合うことが出来ました。

 

こんなに人を好きになった経験は初めてで、こんなに切ない涙を流した恋愛も初めてだったのですが、自分を信じて、頑張ってよかったです。