憧れの先生の恋人になれたものの…

憧れの先生の恋人になれたものの…

私は、大学時代にダブルスクールをしていました。
税理士の資格を取りたいと思っていたからです。

 

そして、その学校ではみんなが仲が良く、プライベートで遊ぶ機会もたくさんありました。
だから、授業の雰囲気もすごく明るくて、先生とも話す機会が多かったです。

 

私は、質問があるといつも先生に相談をしていたのですが、いつも親身になって聞いてくれる先生に、尊敬の気持ちだけではなく、恋愛感情も抱くようになりました。

 

でも、普通の学校ではないとはいえ、生徒と先生の関係は、許されるはずもなく、その気持ちは心の中に封印することにしました。

 

でも、ある日先生が体調不良でふらふらしているところを見かけてしまったのです。
電車に乗ろうとしていましたが、かなり具合が悪そうだったので、私は自宅まで送ってあげることにしました。
その日は、食事の準備をして疲れた私はそのまま泊まってしまいました。

 

もちろん、何もありませんでしたが、先生との距離がぐっと縮まりました。
そして、翌日元気になった先生に、告白しました。

 

ただ、自分の気持ちを伝えられれば良いと思ったのですが、先生も実は同じ気持ちでいてくれたそうなのです。
だから、私達はこっそり付き合うことにしました。
幸せの絶頂でしたが、誰にも言えませんでした。

 

その後、2年ほど付き合いは続きましたが、私が学業に集中していないのではないかと心配した先生に距離を置こう言われました。
まさにその通りだったので、私は従うしかありませんでした。

 

そして、そのまま卒業し、自然消滅してしまいました。
先生が、その後どうしているのか気になりつつも、何年も忘れられずにひきずっていました。
その為、出会い系に登録したりしましたよ。